残置物ありの戸建てをそのまま買取する方法
2026年08月12日
残置物ありの戸建てをそのまま買取する方法
「相続した実家に荷物が大量に残っている」「引っ越し後の家具や家電をどうすればいいかわからない」。そんなお悩みを抱えるお客様は少なくありません。
実は、残置物がある戸建てでもそのまま買取できるケースは多くあります。当社でも札幌を中心に、残置物つきの戸建て買取を数多く対応してまいりました。
この記事では、残置物ありの戸建てをそのまま買取に出す方法から、種類別の費用目安、遠方オーナーの売却フローまで詳しく解説します。
残置物ありでも戸建てをそのまま買取できる理由
残置物がある状態でも買取が可能なのは、買取業者が自社で撤去・処分の手配をまとめて行えるためです。まずは仲介売却との違いを理解しておきましょう。
仲介売却との違いと買取のメリット
仲介売却では、購入希望者が内覧に来るため、残置物がある状態では売りにくくなります。一般の買主は「すぐ住める状態」を求めるため、売主側で事前に片付けを済ませるのが前提です。
一方、買取では業者が直接購入するため、残置物があっても現況のまま引き渡せます。内覧対応や片付けの手間がかからず、最短で数日から1週間程度でのスピード売却も可能です。
さらに仲介では売却までに平均3〜6ヶ月かかることが多いのに対し、買取なら査定から契約まで最短翌日で完了するケースもあります。仲介手数料(売却価格の3%+6万円)もかかりません。
買取業者が残置物を引き受けられる仕組み
買取業者は物件取得後にリフォームや解体を行うことを前提としています。残置物の撤去もその一環として処理するため、追加の手配コストを抑えられます。
提携する産業廃棄物処理業者やリサイクル業者との取引量が多いため、個人で依頼するより撤去単価を20〜30%程度抑えられるのが一般的です。この仕組みがあるからこそ、残置物ありでも買取が成り立ちます。
当社でも札幌市内・道内各エリアの戸建てを残置物つきのまま多数買取しております。詳しくは物件別買取メニューをご覧ください。
残置物の種類別|対応可否と費用差の目安
残置物といっても種類によって処分費用は大きく異なります。ここでは代表的な品目ごとの費用感を具体的にご紹介します。
家具・家電・生活用品の処分費用
一般的な家具や家電は、買取業者が引き受けやすい残置物の代表です。おおよその処分費用の目安は以下のとおりです。
タンス・食器棚などの大型家具:1点あたり3,000〜8,000円程度
冷蔵庫・洗濯機・エアコン:家電リサイクル法対象のため1点あたり4,000〜10,000円程度
食器・衣類・日用品:まとめて処分する場合、軽トラ1台分で15,000〜25,000円程度
布団・カーテン類:量にもよるが5,000〜10,000円程度
3LDKの戸建てに一般的な生活用品が残っている場合、撤去費用の総額は15万〜30万円が相場です。ただし量や状態によって変動しますので、査定時に現物を確認して見積もりを出すのが確実です。
仏壇・ピアノ・危険物など特殊品の扱い
特殊な残置物は、通常の処分より費用がかかるケースがあります。事前に把握しておくと査定もスムーズです。
仏壇:魂抜き(閉眼供養)が必要な場合があり、お布施を含め10,000〜50,000円程度
ピアノ:搬出にクレーンが必要なケースもあり、20,000〜50,000円程度。状態がよければ買取できる場合も
灯油タンク・プロパンガスボンベ:専門業者による回収が必要で、10,000〜30,000円程度
農薬・塗料などの危険物:産業廃棄物扱いとなり、別途見積もりが一般的
北海道の戸建てでは屋外に灯油タンクが設置されているケースが多く、これも残置物に含まれます。当社では特殊品を含む残置物も一括で対応可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。
自分で撤去 vs 業者に任せる費用シミュレーション
残置物を自力で片付けるか、買取業者にまとめて任せるか。それぞれの費用と手間を比較してみましょう。
自力撤去の費用と時間の目安
自分で撤去する場合、処分費用そのものは抑えられますが、時間と労力がかかります。3LDK・残置物多めの戸建てを想定した目安です。
自治体の粗大ごみ回収:1点200〜2,000円程度(札幌市の場合)
一般ごみの袋代:40L指定袋で1枚80円、数十袋必要になることも
レンタカー(軽トラ):1日5,000〜8,000円程度
処分場への持ち込み:10kgあたり200〜400円程度
費用の合計は5万〜10万円程度に収まることが多いですが、作業日数は週末利用で3〜5日ほどかかるのが一般的です。遠方にお住まいの場合は交通費・宿泊費も加算されます。
買取業者に一括で任せた場合の費用感
買取業者に任せる場合、撤去費用は買取価格から差し引かれる形が多く、別途の支払いが発生しないケースがほとんどです。
同じ3LDKの例で比較すると、業者に一括で依頼した場合の撤去費用相当額は15万〜30万円程度が目安となります。自力撤去より費用は高くなりますが、以下のメリットがあります。
片付けの手間・時間がゼロ
分別や搬出の労力が不要
特殊品・危険物もまとめて対応
遠方からでも立ち会い不要で完結
費用差は5万〜20万円程度ですが、何日も作業に通う時間や体力を考えると、業者に一括で任せる方がトータルでお得になるケースも多いです。特に札幌から離れた場所にお住まいのお客様には、業者一括対応をおすすめしています。
残置物ありの戸建て買取の流れ【5ステップ】
残置物がある戸建ての買取は、通常の買取と大きくは変わりませんが、残置物の確認ステップが加わります。具体的な流れを見ていきましょう。
査定依頼から契約までの手順
ステップ1:査定依頼:電話・Webフォームからお問い合わせ。物件の所在地・築年数・残置物の大まかな量をお伝えください
ステップ2:現地調査・残置物確認:スタッフが現地を訪問し、建物の状態と残置物の種類・量を確認。遠方の場合は写真や動画での対応も可能です
ステップ3:買取金額の提示:残置物の撤去費用を考慮した上で買取価格をご提示。最短で査定当日にお見積もりをお出しできます
査定から金額提示まで、早ければ1〜3日で完了します。もちろん査定は無料で、金額にご納得いただけない場合はお断りいただいて構いません。
引き渡し後の残置物処理の流れ
ステップ4:売買契約・決済:金額に合意いただけたら契約書を取り交わし、代金をお支払い。最短翌日の決済にも対応しています
ステップ5:引き渡し・残置物処理:鍵のお引き渡し後、当社にて残置物の撤去・処分を実施。お客様は何もする必要がありません
引き渡し後の残置物処理は当社が責任をもって行いますので、お客様の負担は一切ございません。無料査定のご依頼はこちらからどうぞ。
相続・遠方オーナーが現地に行かずに売却する方法
相続で取得した実家が札幌にあるものの、現在は道外にお住まいというケースは年々増えています。現地に行かずに売却する方法をご紹介します。
委任状・代理人による立会い不要の売却フロー
遠方にお住まいのお客様が現地に行かずに戸建てを売却するには、主に以下の方法があります。
委任状による代理売却:司法書士に委任状を作成してもらい、代理人が契約手続きを行う方法。公証役場での認証が必要になる場合もあります
郵送・オンラインでの契約:契約書を郵送でやり取りし、本人確認はオンラインや郵送で完結させる方法
買取業者の出張対応:業者がお客様のお住まいの地域まで出向いて契約手続きを行うケースもあります
当社では郵送・オンラインでの契約対応を行っており、札幌の物件を道外から売却されたお客様の実績も多数ございます。現地調査もお客様の立ち会いなしで対応可能です。
遠方からの手続きで注意すべきポイント
遠方から手続きを進める際には、いくつか事前に確認しておくべき点があります。
登記簿の名義確認:相続登記が済んでいない場合は、先に名義変更が必要です。2024年4月から相続登記が義務化されており、早めの対応をおすすめします
必要書類の準備:印鑑証明書・住民票・固定資産税納税通知書などを事前に揃えておくとスムーズです
残置物の事前把握:室内の写真をできる範囲で撮影しておくと、リモートでの査定精度が上がります
相続や遠方売却は手続きが複雑に感じられますが、経験豊富な買取業者に任せればスムーズに進められます。不明点があればお気軽にご相談ください。
札幌で残置物つき戸建てを放置するリスク
「まだ急がなくてもいい」と空き家を放置するお客様もいらっしゃいますが、札幌の気候を考えると早めの対応が重要です。
積雪寒冷地ならではの建物劣化と維持コスト
札幌は年間降雪量が約600cmに達する世界有数の積雪都市です。空き家を放置した場合、以下のようなリスクが生じます。
水道管の凍結・破裂:冬季に暖房を切った状態で放置すると、水道管が凍結して破裂するケースが多発。修繕費は10万〜50万円程度かかることも
屋根の積雪荷重による損壊:除雪をしないと屋根に数トンの雪が積もり、構造に深刻なダメージを与えます
除雪費用の負担:近隣への配慮で除雪業者に依頼すると、1シーズンで5万〜15万円程度の費用が発生
結露・カビによる内装劣化:換気されない室内では結露が発生し、壁や床にカビが広がります
北海道の厳しい冬を越すたびに建物の価値は下がり、維持コストだけが増えていくのが実情です。
固定資産税・特定空家指定のリスク
建物が残っていれば固定資産税の住宅用地特例が適用され、土地の税額は最大6分の1に軽減されています。しかし、管理不全の空き家として「特定空家」に指定されると、この特例が解除されます。
特例が解除されると、固定資産税が最大で約4.2倍に跳ね上がる可能性があります。札幌市でも空き家対策は年々強化されており、2026年時点で市内の空き家率は約13%と増加傾向にあります。
放置するほど維持費がかさみ、建物の劣化で買取価格も下がります。残置物がある状態でも早めに売却を検討されることをおすすめします。当社の札幌での買取実績もぜひご参考ください。
残置物ありの戸建てをできるだけ高く買取してもらうコツ
残置物ありでも、少しの工夫で買取価格をアップできることがあります。費用対効果の高いポイントに絞ってご紹介します。
査定前にやっておくと有利なこと
貴重品・個人情報の整理:通帳・印鑑・写真・書類などは事前に回収しておきましょう。買取業者が処分に困る品目を減らせます
処分しやすいものだけ先に片付ける:燃えるゴミや資源ゴミなど、自治体の通常回収で出せるものを先に処分しておくと、撤去費用の圧縮につながります
室内の写真撮影:各部屋・収納内部の写真を撮っておくと、査定がスムーズに進みます
すべてを片付ける必要はありません。手間をかけずにできる範囲で整理するだけでも、査定額に良い影響を与えることがあります。
複数社への相見積もりの活用法
買取価格は業者によって差が出ることがあります。できれば2〜3社から見積もりを取ることをおすすめします。
残置物の撤去費用の見積もり内訳を各社に確認する
買取価格だけでなく、撤去費用の差し引き後の手取り額で比較する
契約までのスピードや対応の丁寧さも判断材料にする
当社では残置物ありの戸建てでも、撤去費用を含めた明確なお見積もりをご提示しています。JR沿線・地下鉄沿線・市街地エリアはもちろん、道内各地の物件に対応しております。
よくある質問
Q: 残置物がある戸建てでも本当にそのまま買取してもらえますか?
A: はい、家具・家電・生活用品などが残った状態でもそのまま買取可能です。当社では残置物の撤去・処分を一括で対応しております。
特殊な品目(仏壇・ピアノ・灯油タンクなど)がある場合も、事前にご相談いただければ対応いたします。
Q: 残置物の撤去費用は売主と買取業者どちらが負担しますか?
A: 一般的には、撤去費用相当額を買取価格から差し引く形で調整します。そのため、お客様が別途費用をお支払いいただくケースはほとんどありません。
撤去費用の内訳は査定時に明示いたしますので、ご納得いただいた上で契約に進めます。
Q: 相続した実家に大量の荷物がありますが遠方から立ち会わずに売却できますか?
A: 可能です。委任状の作成や郵送での契約対応により、現地に来られなくても売却手続きを進められます。
当社では道外にお住まいのお客様からのご依頼も多く、オンライン・郵送での対応実績がございます。まずはお電話やメールでご相談ください。
Q: 残置物ありだと買取価格はどのくらい下がりますか?
A: 残置物の撤去費用相当分が差し引かれるのが一般的です。3LDKの戸建てで一般的な生活用品が残っている場合、15万〜30万円程度が目安となります。
ただし、残置物の量や種類によって変動しますので、正確な金額は現地調査後にお見積もりいたします。
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