リースバックのメリット・デメリット

2019年01月26日

不動産売却といっても様々な手段がありますが、その一つにリースバックが挙げられます。
この方法は任意売却の一つの手段です。
今回は不動産売却における、リースバックのメリットとデメリットを詳しく解説していきます。 


■リースバックのメリット

リースバックのメリットとして真っ先に挙げられることは、生活資金が増えることです。
買い主を見つけ不動産を売却することになるため、
売却益が売り主の手元に入ってくることになるでしょう。
収入が年金だけで生活費が賄えず貯蓄が減る一方、
収入が思ったように増えずに子供の教育費が重くなってきたなど、
お金に関する悩みは様々ですが、資産を清算することによって、
その後の生活に充てることのできるお金を大幅に増やすことにつながります。

そして生活資金だけではなく、事業資金を増やすこととしても活用できるでしょう。
リースバックの特徴として、どのような不動産の種類でも利用できること、
売却後の手元の資金をどのような用途で使うのか制約がないことなどがあげられます。
そのため事業に充てるための資金がきつくなったときにも、
事業資金に充てることができるでしょう。
さらには借金の整理することが可能です。
売却益の一部を使い借金の返済に充てることができます。

そしてリースバックの最大のメリットとなるのが、
これまでの生活をそれほど変えずに最小限にとどめることができる点です。
通常であれば不動産売却を行った際には、
売り主に引き渡した後に次の住居を確保したり引っ越しをしなければなりません。
しかし売却した不動産を賃貸によって継続使用することができるので、
住む場所をかえる必要もなく、周囲に隠し通すことも簡単です。
また子供の転校や転勤の心配がないこともうれしい点と言えるでしょう。
場合によっては買い主から同意を得る必要はあるものの、買い戻しをすることも可能となります。
しかしここで注意しておかなければならないことは、
買い戻しの費用は売却金額よりも高くなる傾向にあり、
お金を用意できたとしても買い主の同意を得られなければ買い戻しをすることは難しいことです。
これらの点はしっかりと頭に入れておきましょう。



■リースバックのデメリット注意点

一方でリースバックを利用するにはメリットだけではなくもちろんデメリットもあるので、
事前によく把握しておく必要があります。

リースバックのデメリットとしてまず第一に挙げられることは、
売却価格が市場価格よりも安くなる傾向にあることです。
さらには金融機関は確実に回収したいと考えていて、買い主は投資採算効率を意識するため、
できるだけ安く買いたいと思っています。
この方法はあくまでも任意売却の一つの手段となるため、
売却価格が市場相場よりも安くなる傾向が強いでしょう。

現在の売り主の状況は圧倒的に不利な立場にあたるため、基本的に交渉することも難しくなります。
このような状態にあることから、価格交渉の主導権を握っているのは金融機関と買い主となるため、
どうしても売却額は安くなってしまうでしょう。
しかし仲介人がバランスを考えながら物事を進めたりあまりにも安すぎる場合には
金融機関も問題となるため競売よりは高値での売却になるケースがほとんどです。
そして賃貸設定が市場相場よりも高くなる傾向にあることもデメリットとなるでしょう。
やむを得ない事情を抱えて活用していることから、
経済的に裕福な状態であることはほとんどありません。
貸主のリスクを考えた場合には、当然のことながら賃料の設定は高めになる傾向にあります。

そしてあくまでも賃貸にあたることから、やや窮屈に感じる傾向にあることもデメリットとなります。
今までは完全に自分の所有物であったのですが、これからは賃貸物件として使わなければなりません。
これまでよりも気持ちの上で、少しながら窮屈さを感じることがあるでしょう。 


■最後に

いかがでしょうか? 
今回は不動産売却における、リースバックのメリットとデメリットについて解説していきました。

リースバックは資金を増やすという点において非常に有効である反面、当然デメリットもあります。
大切なことはリースバックにも一長一短があり、それを理解して活用することではないでしょうか?
当社ではリースバックを伴う不動産売却案件にも多く携わっております。
不動産売却のことでお悩みの方はスタンドエステートへご相談ください。

 

 

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