【不動産の相続】相続人の優先順位について

2018年12月08日

ひとが亡くなると、遺産相続が発生することになります。
この時にだれがどれくらいの遺産を相続するのかは大きな問題となることでしょう。
相続人には優先順位があり、それぞれに法定相続分が定められているため、
それに従って遺産分割協議を行うことになります。

通常、不動産などの遺産相続においては亡くなった方の親族が相続すると考えられています。
しかし一言で親族といってもその幅は非常に広いものです。
今回は不動産を相続するときの優先順位について詳しく解説していきます。


■法定相続人

配偶者や親、祖父母、子供さらには孫やひ孫、兄弟姉妹など様々な親族がいると、
どの人が相続するのかを確定しなければ遺産分割を行うことができません。
このような問題を解決させるためにも、法律によって法定相続人が定められています。
法定相続人とは遺産相続を受けられることに法的根拠のある人のことを指します。
これには優先順位があることから、順位の高い人から順番に相続をしていくことになるでしょう。
被相続人が亡くなり多くの親族がいる場合でも、どの人が相続するべきかが明らかになり、
権利関係を簡単に定めることができます。



■法定相続分

仮にだれが相続するかがすぐに決まったとしても、
それぞれの遺産取得割合が決まらなければ遺産相続を行うことができなくなります。
そのために法律によってそれぞれに法定相続分が定められています。
法定相続分とはそれぞれに認められる遺産の取得割合のことを指します。
具体的に何をもらうかについては遺産分割協議を行ったうえで、
相続する人たちで決める必要が出てくるでしょう。
だれが法定相続人になるかで、法定相続分も変わってくることになります。

具体的にどのような人が該当するのかというと、まず配偶者は常に法定相続人となります。
配偶者は特に順位がつけられることはありません。
もしも他に相続する人がいないのであれば、配偶者だけが相続することになります。
他に相続する人がいるのであれば、配偶者とその人たちが該当することとなるでしょう。

一番優先順位が高くなるのは被相続人の子供です。
もしも子供が複数いるのであれば全員が該当し、相続分は頭割りで計算されることとなります。
配偶者と子供がいるのであれば、配偶者と子供が該当し、
配偶者がいないのであれば子供だけが法定相続人です。
配偶者と子供の場合には配偶者と子供が2分の1ずつの法定相続分となり、
子供が複数いるのであれば子供の相続分を頭割りで計算することとなります。
子供二人と配偶者が相続するのであれば配偶者は2分の1、子供は4分の1ずつです。

次に優先順位が高いのは親です。子供や孫もいないのであれば親が該当することになるでしょう。
配偶者と親がいたのであれば、配偶者と親が該当します。


■法定相続人の相続割合

配偶者がいないのであれば親だけが相続をすることになり、
親が二人いるのであれば2分の1ずつ配分されることとなるでしょう。
配偶者と親がいる場合には、パートナーが3分の2、親は3分の1となります。
配偶者と親が二人がいるのであれば、配偶者が3分の2、親は6分の1ずつです。

次の優先順位が高いのは兄弟姉妹です。
子供や孫、親や祖父母がいなければ、兄弟姉妹が第3順位となるでしょう。
兄弟姉妹が複数いるのであれば、それぞれの人数で頭割り計算をします。
配偶者と兄弟姉妹が該当する場合には、配偶者は4分の3、兄弟姉妹は4分の1となります。
もしも兄弟が複数いるのであれば4分の1をわけることとなるでしょう。

これらは基本的なパターンとなりますが、場合によっては認知した子供や前妻の子供と後妻の子供、
養子縁組していない連れ子など自分たちでは判断できないケースもあることでしょう。
また遺言書があるかどうかでも色々と考えなければならない事項があります。
相続トラブルを防ぎながら上手に手続きを進めていきましょう。


■最後に

いかがでしたでしょうか?
今回は不動産を相続するときの相続人の優先順位について解説しました。

相続にも優先順位があり、遺産分割割合も法律できまってるのですね
ご自身の死後に配偶者や子供など、法定相続人が多くいる場合は予め決めておくのが無難です。

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